東宝名人会 立川談志大全集 CD全14巻+特典DVD

 東宝名人会 立川談志大全集 CD全14巻+特典DVD 29,800円(消費税8%込)
付録1:鑑賞ガイド 付録2:収納ケース *1巻ごとの分売はいたしておりません。
 総合監修 松岡慎太郎(談志役場)監修 草柳俊一
 補監修 和田尚久 企画・制作・製造 東宝ミュージック 販売 ユーキャン

鑑賞ガイド A4判全96ページ
本全集のために特別編集したオリジナル鑑賞ガイドです。談志と親交のあった各界の著名人たちのインタビュー記事や、談志の愛弟子である立川談四楼・立川志の輔・立川談春の特別鼎談も掲載!さまざまな角度から落語家・立川談志の魅力と実像に迫ります。談志落語をより深くお楽しみいただくのに欠かせない一冊です。
【収録内容】
特別鼎談 立川談四楼×立川志の輔×立川談春
インタビュー 毒蝮三太夫/月亭可朝/高田文夫
「国会中継―議員立川談志―」野末陳平 コラム「談志と枝雀」桂文我
収録演目解説 フォトギャラリー 談志年表 …他
収納ケース
CD全14巻と特典DVDをすっきり収納できる木製ケースをご用意いたしました。
本全集を末永くご愛蔵ください。一般の書店・CDショップでは一切お求めになれません。
 立川談志の30歳から57歳までの高座、全31席をCD14巻に収録。気鋭の若手真打として名を馳せた時代から、脂の乗り切った円熟期まで。心身ともに充実し、その天才的な話芸が冴えわたっていた全盛期の談志落語をたっぷりとご堪能いただけます。

【CDタイトルと概略+特典概略】
 第一巻 野ざらし
野ざらし【のざらし】1966年5月8日 17:07
若き日の談志の十八番ネタ。談志は三代目春風亭柳好による『野ざらし』を「すべての落語の中で一番」と評しており、この口演にも柳好の影響が色濃く見られる。談志30歳、「将来の名人」といわれた威勢の良い口跡を存分に味わえる高座である。キントト「談志30歳」の収録音源と同一
源平盛衰記【げんぺいせいすいき】1966年9月6日 26:42
二ツ目時代からの十八番で、「源平の談志」「談志の源平」ともいわれた出世作。『平家物語』を題材とした噺に、談志が大量のギャグを入れて創り上げた。リズミカルに畳み掛ける口調が「ドラムのビートのよう」とも評された、若き談志の才気ほとばしる一席。キントト「続・談志30歳」と同一音源。
<特別収録>漫才w・前田武彦【エクスタシーを感じる】1967年10月5日 19:16
「創立三十五周年記念東宝名人会まつり」と題された1967年10月上席での談志・前田武彦の漫才。生意気な談志を前田家がやり込めるのが面白い。この録音は日本テレビで同年10月14日の放送用であるため、キントト「続・談志30歳」に収録された1967年10月7日収録版よりも内容がソフトになっている。

第二巻 明烏
明烏/初出し【あけがらす】1975年9月11日 27:16
堅物の若旦那に遊びを覚えさせる過程を描きながら江戸の遊廓の様子を巧みに描写する、八代目桂文楽の十八番ネタ。談志もほぼ文楽を踏襲して演じている。談志39歳、現役の参議院議員だった時の口演で、マクラには政治ネタも出てくる。
持参金/初出し【じさんきん】1976年10月29日 16:58
無精男が二百円の持参金目当てに、不器量で腹に他人の子まで抱えた女を嫁にもらう…というシニカルな滑稽噺。「二日酔い記者会見」がきっかけで沖縄開発政務次官を辞任した年の高座で、マクラではそのエピソードにも触れている。
付き馬/初出し【つきうま】1978年3月28日 28:22
吉原を舞台にした廓噺。「付き馬」とは、遊び過ぎて金が足りなくなった客に同行し、勘定を取り立てる遊廓の若い衆のこと。付き馬を言いくるめてだまし、代金を踏み倒して逃げる小狡い男を談志がいきいきと快調に演じている。

第三巻 二階ぞめき
羽団扇/初出し【はうちわ】1975年10月30日 22:54
談志流マクラが冴えわたる一席。「落語は人間の業を売り物にする」と語る落語論、大物政治家を俎上にのせた政治ネタ、さらには『笑点』について。天狗や七福神が登場する噺の本編も見事な出来で、天才・談志の凄味を感じさせる高座である。
蝦蟇の油/初出し【がまのあぶら】1976年10月27日 21:34
ベロベロに酔っぱらった蝦蟇の油売りによる、ロレツの回らない支離滅裂な口上が聴きどころ。「酔っぱらって何かやるもんじゃないな。しみじみ分かる」と、自らの「二日酔い記者会見」と引っかけた自虐ネタで笑いを取るところはさすがである。
二階ぞめき/初出し【にかいぞめき】1978年3月下旬 25:12
「ぞめき」とは、遊廓をひやかして回ること。若旦那の度を越した吉原通いをやめさせるために、自宅の二階に吉原を再現するという奇想天外な噺。談志の吉原への夢と憧れがつまった、談志流の「吉原賛歌」になっている。

第四巻 清正公酒屋
清正公酒屋/初出し【せいしょうこうさかや】1978年5月2日 18:24
酒屋の息子と饅頭屋の娘が恋仲になるが、親同士の仲が悪いせいで離ればなれにさせられる。思い余った二人は心中しようとするが…。「清正公」とは戦国時代の英傑・加藤清正のこと。談志以外はほとんど演じる者のいない珍しい噺である。
小猿七之助/初出し【こざるしちのすけ】1978年3月27日 25:14
元は講釈ネタだったものを談志が落語にした。情景描写が中心の噺で、談志一流のドラマチックな語り芸を堪能できる。談志は「江戸の風が吹くものを落語という」と述べたが、まさにこれぞ「江戸の風」というべき一席である。
芝居の喧嘩/初出し【しばいのけんか】1980年5月26日 20:31
これも元は講釈ネタで、談志が落語に作り変えた。芝居小屋の中で旗本と町奴が大喧嘩を始めるが、その場面で繰り広げられる江戸っ子たちの威勢の良い会話、歯切れの良い啖呵は、談志の独壇場である。


第五巻 粗忽長屋
粗忽長屋/初出し【そこつながや】1980年8月31日 21:13
師匠五代目柳家小さんの十八番だった噺を改作し、談志落語の真骨頂と呼べる傑作に仕立てた。談志は、行き倒れを見て自分だと思う粗忽者を「主観があまりにも強いと人間の生死すら分からなくなる」と独自の解釈でとらえ、『主観長屋』と称して演じた。
らくだ/初出し1982年2月5日 50:49
五代目古今亭志ん生や八代目三笑亭可楽らの十八番であるこの大ネタを、談志は最もドラマチックに演じた。酔ってクダを巻く屑屋の酒乱っぷりが聴きどころだが、これは談志が電車の中で見かけた酔っ払いがモデルになっているという。

第六巻 黄金餅
黄金餅/初出し【こがねもち】1984年5月11日 31:56分
焼き場で死体の腹から金を奪った男が、天罰に遭うわけでも亡霊に祟られるわけでもなく、その金で餅屋を始めて繁盛する…というとんでもない噺。「落語は人間の業を肯定し、非常識を肯定する」という談志の落語論を象徴する演目である。
紺屋高尾/初出し【こうやたかお】1981年11月13日 41:46
吉原の最高級の花魁に恋わずらいした染物職人が、三年間働き通して金を貯め、ついに吉原に会いに行く…。武骨な職人の一途な純愛が胸を打つ物語で、談志のロマンチストとしての一面がストレートに表現された傑作である。

第七巻 権助提灯
権助提灯/初出し【ごんすけぢょうちん】1981年3月31日 22:48
本妻と妾の「女の意地の張り合い」に振り回されて、本宅と別宅の間を何度も行き来する間抜けな旦那の姿が描かれる。マクラでは談志ならではの「女性論」「男女関係論」も聴ける、興味深い一席である。
化物使い/初出し【ばけものづかい】1984年8月24日 40:21
人使いの荒いご隠居が化物屋敷に引っ越し、毎晩出てくる化物に次々と雑用を言いつける…。マクラでも語っているが、自身も人使いが荒く、弟子たちに無理難題を押し付けていた談志がこの噺を演じるところに一層の可笑しみがある。
<特別収録>「立川小談志・立川談四楼 真打昇進披露口上」1984年5月11日 15:32
立川流に初めて登場する真打ちの口上で、口上慣れしない山本晋也、毒蝮三太夫、のあとに談志が締めくくる。第六巻収録の「黄金餅」と同一日に録音

第八巻 ぞろぞろ
ぞろぞろ/初出し1982年3月19日 23:45
荒物屋の信心深い娘が神社にお参りに行くと奇跡が起きて店が繁盛する、という民話的な地味な噺を、談志が爆笑落語に作り変えた。12月にクリスマスを祝い、正月には神社に初詣に行くという、日本人の神仏に対する節操のなさを皮肉るマクラも可笑しい。
妲己のお百/初出し【だっきのおひゃく】1984年8月24日 52:11
「妲己のお百」と呼ばれる稀代の毒婦の悪行を描く怪談噺。「妲己」は中国殷王朝末期の妃で、悪女の代名詞的存在である。怪談噺にふさわしい、談志の凄味をきかせた語りが、聴き手の背筋にぞっとしたものを走らせる。

第九巻 品川心中
品川心中/初出し【しながわしんじゅう】1986年9月26日 44:24
品川の遊廓を舞台にした噺で、五代目古今亭志ん生、六代目三遊亭圓生らが得意とした。遊女に惚れた弱みで命まで投げ出そうとする男の滑稽さが描かれる。談志の言う「江戸の風」を存分に感じさせる生粋の江戸廓噺である。
よかちょろ~山崎屋/初出し【よかちょろ~やまざきや】1984年9月11日 31:57
頑固でまじめな大旦那と、軽薄な道楽者の若旦那。正反対の性格の親子のやり取りがなんとも可笑しい。談志は落語の中で最も好きな人物として、『居残り佐平次』の佐平次、『二人旅』の婆さん、そして『よかちょろ』の若旦那を挙げていた。

第十巻 鉄拐
鉄拐/初出し【てっかい】1986年6月24日 38:16
談志が非常に愛した噺。「この落語に興味を持たない落語家に、私は興味はない」とまで述べている。崇高な精神の持ち主であったはずの鉄拐仙人が、だんだん世間に毒されて俗化していく様子が妙に生々しい。まさに「落語的」な人物である。
慶安太平記/初出し【けいあんたいへいき】1986年11月1日 30:22
元は歌舞伎や講談から落語に移植された噺。談志はマクラで「面白くない噺だからやり手がない。しかし、面白くない噺でも聴かせるのが名人であり達人だ」と語るが、この言葉通り、聴き手を噺に引き込む談志の語り芸を堪能できる。

第十一巻 十徳
十徳/初出し【じゅっとく】1987年6月26日 9:30
ごく短いダジャレ噺。「昔の落語をそのままやるとどんなものか、見本を示しましょう」と前置きして噺に入る。冒頭で三代目三遊亭金馬の口演を真似てみせるが、この物真似が絶品で、談志の多芸さがうかがえる。
源平盛衰記/初出し【げんぺいせいすいき】1987年2月27日 44:22
第一巻にも収録されている演目だが、ギャグや時事ネタを盛り込んだ漫談に近いネタのため、内容は大きく異なっている。『源平』を売り物にしていた若き日の高座と、50代に入り円熟期を迎えつつある頃の高座を聴き比べるのも一興である。

第十二巻 たがや
二人旅/初出し【ににんたび】1987年11月18日 21:19
師匠小さんの十八番ネタに独自のギャグをたっぷり入れて作り変えた爆笑編。婆さんの強烈なキャラクターが大変印象的である。談志は自作のサゲ(落ち)をたいそう気に入っており、「胸を張って自慢できるネタのひとつ」と述べている。
たがや/初出し1989年6月28日 47:55
おなじみの舌鋒鋭いマクラにつづき、噺に入ってからも思いつくままに話題がアチコチに飛んでいき、聴き手は次々と繰り出される言葉の奔流に否応なく呑み込まれていく。正統的な落語とは別次元にある「談志落語」の世界を体感できる一席である。

第十三巻 芝浜
代書屋/初出し【だいしょや】1990年6月27日 25:05
元は上方落語の演目で、談志が三代目桂米朝の許可を取り、東京風に改作して演じた。履歴書の代筆を依頼された代書屋と、トンチンカンな客との会話が爆笑を呼ぶ滑稽噺である。愛弟子・立川志の輔の真打昇進披露興行での一席。
芝浜/初出し【しばはま】1992年11月18日 37:56
談志自ら「『芝浜』は完全に私のものだと思っている」とまで述べた代表作。江戸情緒豊かな人情噺を、談志はドラマチックで鬼気迫る夫婦愛の物語へと昇華させた。脂の乗り切った56歳の談志による、人物描写の深みを増した必聴の『芝浜』である。
<特別収録>「立川志の輔 真打昇進披露口上」1990年6月27日 13:11
立川流純粋培養の初真打披露口上で、司会に談四楼。毒蝮三太夫の談志論、そして懐かしい五代目圓楽の馬鹿笑いが楽しめる。

第十四巻 文七元結
勘定板/初出し【かんじょういた】1993年4月23日 35:31
冒頭からさまざまな落語の小噺を次々と繰り出し、本題も「長めの小噺」として演じている。「この歳になって落語の面白さが改めて分かってきた」と落語の魅力を語るマクラは、談志の落語愛を感じられる内容で大変興味深い。
文七元結/初出し【ぶんしちもっとい】1993年9月22日 40:57
「江戸っ子の生き様」が感動を呼ぶ人情噺の名作。談志自身は「人情噺は好きじゃない」とも述べているが、『文七元結』や『芝浜』などの人情噺が十八番として高く評価されており、どのような噺でも見事に演じた談志の面目躍如たる一席。
特典DVD
「東宝名人会」の秘蔵映像を収録。談志がその芸に惚れた奇術師・アダチ龍光、落語家・林家彦六(正蔵)の2名による名演と、談志との爆笑トークを映像でお楽しみいただけます。他ではご覧になれない談志の貴重な映像。
出演:アダチ龍光/林家彦六/立川談志 カラー/約55分/片面一層

人生、成り行き― 立川談志の生涯
昭和11年、東京小石川生まれ。16歳の時、五代目柳家小さんに弟子入り。前座名は「小よし」。18歳で二つ目に昇進し、「小ゑん」と改名。27歳で真打に昇進し、「立川談志」を襲名する。昭和41年、自ら企画したテレビ番組「笑点」がスタート、初代司会を務める。昭和44年、衆議院選挙に出馬し落選。昭和46年に参議院選挙に出馬、最下位当選を果たす。昭和50年、沖縄開発庁政務次官となるが、二日酔いでの記者会見が原因で1か月で辞任。その後、昭和52年まで参議院議員を務める。昭和58年、真打昇進試験を巡って落語協会を脱会。「落語立川流」を創立し、家元となる。喉頭がんとの闘病を経て、平成23年11月21日、永眠。享年75歳。生前に自ら付けた戒名は「立川雲黒斎家元勝手居士(たてかわうんこくさいいえもとかってこじ)」。

¥ 29,800

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※この商品は送料無料です。

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